2013年7月7日日曜日

ぬか床(10L程度の容器分)



ぬか 3㎏

A:水4L 塩400g 塩入り湯冷ましを作る

B:昆布 20cmぐらい たかのつめ1~2本 にんにく1片

ぬかをフライパンで炒って冷ます。(火が強いと焦げるので注意)
炒り加減は、しっとりしていたぬかがサラサラになればOKに

大型容器(マキシクインデコレーター)に全てを入れ混ぜる。


【のうがき あれこれ】

ぬか床は容器の7割ほどが好ましい、野菜を漬けたり混ぜるときの空間が必要です。容器の首までぬか床がいっぱいだと溢れ出ます。

ぬか床が出来上がったら、年季の入ったぬか床をひとつかみ誰かにもらって混ぜると早く美味しくなります。

キュウリや茄子を漬けるときは、塩少々で表面をぐりぐりしてから漬ける。
茄子は漬かりにくいので縦半分に切リ込みを入れて漬けるのがよい感じです。

私が漬ける素材
キュウリ  茄子  人参  キャベツ  セロリ  長芋  サツマイモの茎  カブ
ミョウガ  新ごぼう  ミズ  スナップえんどう

季節によって(気温によって)漬かり具合が違います。
真夏は朝漬けて昼食、昼漬けて夕食 半日で食べごろになります。真冬は丸一日かかるような具合です。

急いで漬けたい場合、たとえばキュウリなら
両端を切り落とし、皮の厚い方をピーラーで縞に皮を剥くと漬かり易くなります。


【手入れの仕方】
@水分量が増えてきたら炒りぬかを足す。水分を吸い取って捨てるのではなく糠を足しましょう。

@セメダイン臭がしてきたら、嫌気性微生物が繁殖していると思われます。
 天地返しをし、空気をたくさんぬか床に取り込んでやります。
    容器の開口部をキッチンペーパーとか晒などの通気性のあるもので覆い 虫が入らぬように養生テープで固定し数日間空気に触れさせます。

@ぬか床の表面を白い産膜酵母が覆うようになったら塩分不足です、塩を少し足しましょう。

@冬場寝かせるときは、水分量が多ければ炒り糠を足し 表面に白い産膜酵母が出ていれば塩を少し足して蓋をして冬眠させてください。
たっぷりの塩で表面を覆う必要はありません、次に使うときに辛くて困ります。


一度作ったぬか床は一生かけて育てましょう、そのためには容器を選びます。
冷蔵庫に入るような小さな容器はおすすめしません、ぬか床の許容量が小さいので管理が大変です。また、常に冷蔵庫保存は植物性乳酸菌が育ちにくくおいしく育てにくいと思います(小さいので作ったことないですが  予想できる)。
私は日本タッパーウェア社のマキシクインデコレーターを使っています。このメーカーの容量8.8L(ジャイアント)または 11L(マキシクインデコレーター)を、少量の場合は5.5L(マキシデコレーター)でやってみましょう。
ジャイアント使用の場合は材料を全て80%にしてください。マキシデコレーターの場合はこのレシピの50%で。
密封力に優れているので、夏場でも1週間や10日家をあけてもちゃんと常温で留守番しています。
冬場の使わないときも、水分調整(炒り糠を足しておく)をしてしまっておけば次のシーズンにすぐ使えます。

タッパーウェア シール(蓋)の開け閉め
https://www.tupperwarebrands.co.jp/products/in-order-to-use-correctly/how-to-seal




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